【形 式】
160形
【車 号】
168号
【製造年月】
明治44年5月
【製 造 所】
川崎造船所
【主要諸元】
・自 重・・・・・14t
・定 員・・・・・66名(座席28名・立席38名)
・車体長・・・・・11,486mm
・車体幅・・・・・2,286mm
・車体高・・・・・3,734mm(ビューゲル折たたみ高さ)
【経歴・特徴】
・明治44年5月、九州電気軌道(現西日本鉄道の母体)23号としてデビューし、昭和17年に5社合併で西鉄北九州線となり、その後単車が多かった福岡市内線に転属。更に昭和34年2月に弊社が譲受し、現在に至る。
・弊社では昭和43年のワンマン運行開始までは第一線で活躍し、昭和48年2月頃までは、朝ラッシュ時の増発として使用された。その後、記念日やイベント時以外には運行されていない。
・現役最古の木造ボギー車で、東京、大阪以外では初のエアブレーキ車である。
・車掌が乗務しツーマン運行を行う。 ・路面電車であると同時に、西鉄時代はスピードが要求される都市間電車としての運行が行われたため、車輪直径が838ミリと大型に設計されている。(一般車:660mm ・ 3000形:610mm)
・補助ステップがついている(昭和29年に福岡で装備。営業線上では使用しない。)
・採光用に二段屋根(ダブルルーフ)構造になっており、明治時代を感じさせるモダンなデザインである。
・昭和59年~昭和60年にかけ、開通70周年記念事業の一環で大規模な改修工事を実施した。
・360°すべてを撮影するカメラ「RICOH THETA」を使用して車内を撮影しました。